映画『とある飛空士への追憶』
2011年10月1日 映画 コメント (3)いろいろあって、映画『とある飛空士への追憶』を見てきた。
・原作が人気というのを聞いていた(たぶんSROさん経由)
・予告が面白そうだった
・公開初日が映画館の割引日だった
・裏番組のGPT広島にはカードがなくて参加できなかった(新セット発売日の翌日にGPTをやるのは相当チャレンジングだと思う。特に地方では)
海を挟んだ2つの国が戦争中。傭兵で飛行機乗りの主人公は、敵の哨戒網を単機で潜り抜け、本国まで次期皇妃(ヒロイン)を運ぶ極秘任務に携わることになる。皇子が作戦を漏洩しちゃったせいで任務は急にハードモードになり、プロペラ機に容赦無くミサイルを撃ってくる敵艦隊とか、運動性能が桁違いな敵航空機とドンパチやるハメになる。というのが簡単なあらすじで、空戦の他には”身分違いの恋”という王道なテーマも扱っていたらしい。
■映像
映画だけあって綺麗。某所によると『スカイ・クロラ』の空戦シーンが遥かに優れていたらしいが、飛行機が飛んでるだけでご飯三杯いける身としては、空戦シーンも満足。キャラクターデザインもエヴァ新劇場版の人だし、この辺で遠慮する人は少なさそう。
■声優
感情を失ったヒロインの演技が上手い!と思ったらただの棒だった。ヒロインの声はもう一オクターブ高くてもいいと思う。適当な女性声優だったら誰でも良かったのだが、何でグラビアアイドルを使っちゃったんだろうか。神木隆之介演じる主人公も同様に棒が気になる。ライバル役のサンドウィッチマンが意外にまともだった(セリフが少ないのもあるけど)。小野Dは保坂だった。
■脚本
ちょっと不満。尺が足りないのか、全体的に描写不足・説明不足で、消化不良な部分が多かった。これら消化不良な部分は、Wikipediaで原作エントリを読むことで解消できるという嬉しい仕組みになっている。主人公と飛んでいるうちに、ヒロインが精神的に成長し、主人公に惹かれていく過程をもっと詳しく書いて欲しかった。
物語の骨の部分(舞台設定とシナリオの大筋)が良かっただけに、細かいところが気になった。ここまで書いてきて原作が気になってきた。そういう意味では成功した映画だったのかもしれない。
(こっからネタバレありの箇条書き雑感)
・いきなりファナの屋敷が襲撃されててビビった。制空権無いじゃないか・・・と思ったら、屋敷は天ツ上領内にあるのね。Wiki読まないとわからんかった。
・機密漏洩する皇子も皇子だが、酒場で作戦内容をおおっぴらに話す傭兵も傭兵。情報戦の時点で大敗北である。
・ミサイルと真電強すぎワロタ
・覚醒お嬢様→飲酒お嬢様が結構ツボだった。これで早見沙織あたりが喋っていれば・・・。
・映画館を出るとき、前に並んでいた女の子たちが「予告見てハンカチ必要かと思ったけど、別にいらなかったね」「普通のいい話だったねー」とか話していて、まさしくそのとおりだと思った。
・原作が人気というのを聞いていた(たぶんSROさん経由)
・予告が面白そうだった
・公開初日が映画館の割引日だった
・裏番組のGPT広島にはカードがなくて参加できなかった(新セット発売日の翌日にGPTをやるのは相当チャレンジングだと思う。特に地方では)
海を挟んだ2つの国が戦争中。傭兵で飛行機乗りの主人公は、敵の哨戒網を単機で潜り抜け、本国まで次期皇妃(ヒロイン)を運ぶ極秘任務に携わることになる。皇子が作戦を漏洩しちゃったせいで任務は急にハードモードになり、プロペラ機に容赦無くミサイルを撃ってくる敵艦隊とか、運動性能が桁違いな敵航空機とドンパチやるハメになる。というのが簡単なあらすじで、空戦の他には”身分違いの恋”という王道なテーマも扱っていたらしい。
■映像
映画だけあって綺麗。某所によると『スカイ・クロラ』の空戦シーンが遥かに優れていたらしいが、飛行機が飛んでるだけでご飯三杯いける身としては、空戦シーンも満足。キャラクターデザインもエヴァ新劇場版の人だし、この辺で遠慮する人は少なさそう。
■声優
感情を失ったヒロインの演技が上手い!と思ったらただの棒だった。ヒロインの声はもう一オクターブ高くてもいいと思う。適当な女性声優だったら誰でも良かったのだが、何でグラビアアイドルを使っちゃったんだろうか。神木隆之介演じる主人公も同様に棒が気になる。ライバル役のサンドウィッチマンが意外にまともだった(セリフが少ないのもあるけど)。小野Dは保坂だった。
■脚本
ちょっと不満。尺が足りないのか、全体的に描写不足・説明不足で、消化不良な部分が多かった。これら消化不良な部分は、Wikipediaで原作エントリを読むことで解消できるという嬉しい仕組みになっている。主人公と飛んでいるうちに、ヒロインが精神的に成長し、主人公に惹かれていく過程をもっと詳しく書いて欲しかった。
物語の骨の部分(舞台設定とシナリオの大筋)が良かっただけに、細かいところが気になった。ここまで書いてきて原作が気になってきた。そういう意味では成功した映画だったのかもしれない。
(こっからネタバレありの箇条書き雑感)
・いきなりファナの屋敷が襲撃されててビビった。制空権無いじゃないか・・・と思ったら、屋敷は天ツ上領内にあるのね。Wiki読まないとわからんかった。
・機密漏洩する皇子も皇子だが、酒場で作戦内容をおおっぴらに話す傭兵も傭兵。情報戦の時点で大敗北である。
・ミサイルと真電強すぎワロタ
・覚醒お嬢様→飲酒お嬢様が結構ツボだった。これで早見沙織あたりが喋っていれば・・・。
・映画館を出るとき、前に並んでいた女の子たちが「予告見てハンカチ必要かと思ったけど、別にいらなかったね」「普通のいい話だったねー」とか話していて、まさしくそのとおりだと思った。
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