公式ページのファクトシートより。
ルール適用レベル:競技、24Kとなります。


MJMJのマジック大会規定より。
2.7 デッキ登録
 競技またはプロRELの大会においては、プレイヤーはデッキと(存在するなら)サイドボードを登録する必要がある。

2.8 デッキ・チェック
 すべての競技またはプロRELの大会において、デッキチェックは必ず行なわれなければならない。


つまり、どんなに田舎のショップでも、マジック大会規定を遵守するならデッキ登録とデッキチェックが必要になる。デッキ登録はともかく、デッキチェックをしたことがある人ってどれくらいいるだろう?レベル持ちのジャッジと、それをスタッフとして手伝ったことがあるひとくらいじゃないだろうか。そういう人間との繋がりがないショップは、REL: 競技・プロのイベントに関するノウハウを知らない。そんな人達に、このイベントをやらせるのって酷じゃないか?

また、レベル持ちのジャッジですら、プレイヤーのイカサマを見つけるのは難しい。怪しいと思っても、現場を捕らえることはそうできるもんじゃない。ジャッジではない人なら尚更だ。
イカサマを助長するわけではないけど、イカサマは簡単にできる。どうしても勝ちたいシールドのトーナメントがあったら、鞄に使いたいカードを忍ばせて行けばいい。どうしても勝ちたいゲームがあるなら、相手が目を離した隙に多めにカードを引いてやればいい。普段のイベントが正常でいられるのは、ごく少数のプレイヤーを押さえつける抑止力と、多くのプレイヤーの良心のおかげだ。しかし、デッキチェックを初めとするイカサマに対するノウハウが無ければ前者を抑えられないし、プレミアイベントへの招待権は後者の良心を簡単に誘惑してしまう。だからこそ、プレミアイベントの予選には厳格なルールと、それを適用できる人間が必要なのだ。しかし、地区予選には、それが不足しているように感じる。

思うに、ゲートウェイ予選はともかく、地区予選はちゃんとした(というと語弊があるが)ジャッジだけが主催できるようにするべきだった。もしくは、認定ジャッジが少なくとも1人携わるようにする、とか。もともとFinals/Limitsゲートウェイ予選がショップの売り上げをサポートするイベントだと聞いたことがあるが、やるだけやっておいてあとは投げっぱなし、な感が否めない。

以上愚痴。

コメント

M
2009年11月16日8:01

 今回はいろいろと主催者にも参加者にも不便な点が多すぎる気がします。
 今のこういう状態の理由がもうすぐ開催される世界選手権があるから忙しいって理由だと思いたいです。が、国内の対応の悪さは今に始まったことじゃないですからね…。

 デッキチェックは…いろいろ厳しいですね。主催のお店やら個人の負担がきつそうです。

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