CR418.5
2008年10月10日 Magic: the Gathering コメント (2)MOでは世界選手権予選の事前PEなんてものが開催されてまして、ローウィン・シャドウムーアブロック構築のPEがあったので参加してみました。
その第3ラウンド、1-1で迎えた3ゲーム目のことです。
対戦相手はキスキン、場には2/2になった《運命の大立者/Figure of Destiny》が2体と5マナ。こちらは《雲打ち/Cloudthresher》と適当な土地が6、7枚。ライフはお互いに6くらいでした。
対戦相手のターン、彼は果敢に2体のキスキンで殴ってきます。これはどう考えても《鏡編み/Mirrorweave》のパターンなのですが、賢明な皆様ならこの後どのような展開が待っているのか既におわかりでしょう。僕は片方のキスキンを《雲打ち》でブロック、相手は意気揚々と4マナをひねり出し《雲打ち》に向かって《鏡編み》をプレイしました。さて、ここでこの《運命の大立者》はどのようなクリーチャーになるのでしょうか?
ここで、CR418.5、所謂「継続的効果の相互作用」の出番がやってきます。《鏡編み》によって《雲打ち》のコピーになる効果は"第1種(コピー効果)"で、《大立者》の2/2になる能力は"第6b種(一般のP/T変更効果)"です。で、クリーチャーの特性を決める際にはこれらを第1種から順に適用していきますので、「《雲打ち》のコピーになる」→「2/2のキスキン(Kithkin)・スピリット(Spirit)になる」という順番です。この結果、《大立者》は緑の2/2、キスキン・スピリットクリーチャーになりました。ついでに、この緑色のキスキンは、僕のライフを0以下にすることは叶わず、返しの《雲打ち》パンチで、対戦相手は死んでしまいました。
僕はこの一部始終をずっとニヤニヤしながら眺めていたわけですが、勝利を確信していた対戦相手は、2/2のままでいるキスキンを見て言いました。
対戦相手「interesting」
どっちかっつーとfunだよ。
その第3ラウンド、1-1で迎えた3ゲーム目のことです。
対戦相手はキスキン、場には2/2になった《運命の大立者/Figure of Destiny》が2体と5マナ。こちらは《雲打ち/Cloudthresher》と適当な土地が6、7枚。ライフはお互いに6くらいでした。
対戦相手のターン、彼は果敢に2体のキスキンで殴ってきます。これはどう考えても《鏡編み/Mirrorweave》のパターンなのですが、賢明な皆様ならこの後どのような展開が待っているのか既におわかりでしょう。僕は片方のキスキンを《雲打ち》でブロック、相手は意気揚々と4マナをひねり出し《雲打ち》に向かって《鏡編み》をプレイしました。さて、ここでこの《運命の大立者》はどのようなクリーチャーになるのでしょうか?
ここで、CR418.5、所謂「継続的効果の相互作用」の出番がやってきます。《鏡編み》によって《雲打ち》のコピーになる効果は"第1種(コピー効果)"で、《大立者》の2/2になる能力は"第6b種(一般のP/T変更効果)"です。で、クリーチャーの特性を決める際にはこれらを第1種から順に適用していきますので、「《雲打ち》のコピーになる」→「2/2のキスキン(Kithkin)・スピリット(Spirit)になる」という順番です。この結果、《大立者》は緑の2/2、キスキン・スピリットクリーチャーになりました。ついでに、この緑色のキスキンは、僕のライフを0以下にすることは叶わず、返しの《雲打ち》パンチで、対戦相手は死んでしまいました。
僕はこの一部始終をずっとニヤニヤしながら眺めていたわけですが、勝利を確信していた対戦相手は、2/2のままでいるキスキンを見て言いました。
対戦相手「interesting」
どっちかっつーとfunだよ。
コメント
interesting?