時のらせんを振り返るpart3 《祖先の幻視/Ancestral Vision》
《祖先の幻視/Ancestral Vision》の待機が解けるまでは、本当に長い時間がかかった。

2006年10月に時のらせんが発売されてから長い間、《祖先の幻視》をプレミアイベントの上位入賞デッキの中に見かけることは無かった。太陽拳やトリコロールなどのいわゆるボード・コントロールデッキでは《強迫的な研究/Compulsive Research》に席を譲り、ドラゴンストームのようなコンボデッキでは《手練/Sleight of Hand》に勝ることはなかった。この不遇なドロースペルが陽の目を見たのは本当に最近のことであり、《苦花/Bitterblossom》という時間稼ぎにはもってこいのカードが、その登場を後押ししたのであった。

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     U/B Faeries by Yuuta Takahashi (GP Shizouka 2008 Champion)
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4 《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》
4 《やっかい児/Pestermite》
4 《ウーナの末裔/Scion of Oona》
3 《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
4 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》

4 《謎めいた命令/Cryptic Command》
4 《名も無き転置/Nameless Inversion》
4 《祖先の幻視/Ancestral Vision》
4 《苦花/Bitterblossom》

3 《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
4 《変わり谷/Mutavault》
4 《涙の川/River of Tears》
4 《人里離れた谷間/Secluded Glen》
4 《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2 《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4 《地底の大河/Underground River》

サイドボード
4 《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
2 《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
2 《使い魔の策略/Familiar’s Ruse》
4 《死の印/Deathmark》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
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《祖先の幻視》が活躍したのはここ半年の間だけであったが、ずっとずっと出番を待ち続けた《Ancestral Recall》は、その短い時間のうちにどれだけのプレイヤーに恩恵をあたえられたであろうか。

コメント

あんちゃん
2008年9月27日23:32

あれ?w

たしかに日の目を見るまで時間がかかりましたね。
ニガ花よりヴィジョンの方が好きでしたよ。

Ei-m
2008年9月29日2:33

TSP発売からDeckcheck.netを使ってレシピをずっと見ていったのですが、たまーにピクルスに入ってるかどうかくらいで、本当に長い長い待機でした。エクテンでも頑張れる子なのでしょうか。

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