主人公である島崎三歩が山岳救助ボランティアとして、日本アルプスで遭難した登山者を救助する話。

山に登る人々の人間ドラマと、そんなのおかまいなしに襲いかかる自然の脅威。そして、そんな遭難者と救助者との心の絆が描かれています。といってもご都合主義的な救助劇はほとんど無く、三歩の懸命な救助も甲斐のないこともしばしば。この辺はある意味リアルですね。

登山の経験はない僕でも面白いと感じたので、経験者ならもっと楽しめるのかも。

作中では、自然の脅威を描きつつも、それを補って余りある登山の魅力を主張しています。登山経験のない僕にしてみれば「やってみたいけど、危ないんじゃなあ・・・」と、いまいち作者の主張に賛同しかねてるのが現状ですが、一度登ってみれば変わるんだろうなぁ。

コメント

saitomu99%
saitomu99%
2008年5月14日22:12

山ではなく街で傷ついたタヌキをたすけているじゃないですか

Ei-m
Ei-m
2008年5月14日22:18

街っていうか社会ですね、この場合。

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