こだわり

2008年4月29日 日常
バイト帰りに寄った吉野家でのこと。

会社帰りか、一人のサラリーマンが店内に入ってきた(男の容姿は覚えていない、というかそもそも見ていない)。席に着くや否や、店員が駆けつけて注文を取る。

男「チャーシュー丼。つゆだくで」

つゆだく。吉野家の牛丼などに付けられるオプションであるが、表だってメニューに載っているのをみたことはない。吉野家のこういうところが「ちょっと通向け」っぽくて好きなのだが、それにしてもチャーシュー丼のつゆだくとは・・・

店員「すみません、チャーシュー丼にはつゆだくが無いんですよ」

そうだよな。そもそもチャーシュー丼だぞ、どこからそんなにつゆが出るんだよ。そして、ご希望の品にありつけなかった男は、ちょっとの間考えてから、

男「じゃあ牛丼、つゆだくで

どうしてもつゆだくじゃなきゃダメなのか。つゆだくって言いたいだけちゃうんか。というか、そもそもお前が食べたかったのはチャーシュー丼じゃないのか。

深夜の吉野家に、"つゆ"に対する並々ならぬ情熱を持つ漢を見た一日であった。

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