バイト帰りに寄った吉野家でのこと。
会社帰りか、一人のサラリーマンが店内に入ってきた(男の容姿は覚えていない、というかそもそも見ていない)。席に着くや否や、店員が駆けつけて注文を取る。
男「チャーシュー丼。つゆだくで」
つゆだく。吉野家の牛丼などに付けられるオプションであるが、表だってメニューに載っているのをみたことはない。吉野家のこういうところが「ちょっと通向け」っぽくて好きなのだが、それにしてもチャーシュー丼のつゆだくとは・・・
店員「すみません、チャーシュー丼にはつゆだくが無いんですよ」
そうだよな。そもそもチャーシュー丼だぞ、どこからそんなにつゆが出るんだよ。そして、ご希望の品にありつけなかった男は、ちょっとの間考えてから、
男「じゃあ牛丼、つゆだくで」
どうしてもつゆだくじゃなきゃダメなのか。つゆだくって言いたいだけちゃうんか。というか、そもそもお前が食べたかったのはチャーシュー丼じゃないのか。
深夜の吉野家に、"つゆ"に対する並々ならぬ情熱を持つ漢を見た一日であった。
会社帰りか、一人のサラリーマンが店内に入ってきた(男の容姿は覚えていない、というかそもそも見ていない)。席に着くや否や、店員が駆けつけて注文を取る。
男「チャーシュー丼。つゆだくで」
つゆだく。吉野家の牛丼などに付けられるオプションであるが、表だってメニューに載っているのをみたことはない。吉野家のこういうところが「ちょっと通向け」っぽくて好きなのだが、それにしてもチャーシュー丼のつゆだくとは・・・
店員「すみません、チャーシュー丼にはつゆだくが無いんですよ」
そうだよな。そもそもチャーシュー丼だぞ、どこからそんなにつゆが出るんだよ。そして、ご希望の品にありつけなかった男は、ちょっとの間考えてから、
男「じゃあ牛丼、つゆだくで」
どうしてもつゆだくじゃなきゃダメなのか。つゆだくって言いたいだけちゃうんか。というか、そもそもお前が食べたかったのはチャーシュー丼じゃないのか。
深夜の吉野家に、"つゆ"に対する並々ならぬ情熱を持つ漢を見た一日であった。
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