PTQ神戸仙台二次レポート[2]
2006年8月11日 Magic: the Gathering コメント (7)決勝はあまり練習していなかったコールドスナップのブースタードラフト。大まかな方針としては
・白はゴッドレア引かない限りやらない
序盤の生物は優秀なのだが、中盤から終盤にかけては他の色に太刀打ちできない。
・なるべくなら赤がやりたい
《うねる歩哨/Surging Sentinels》固め取りやブン回りにも対応できる《灰の殉教者/Martyr of Ashes》と、中盤の制圧力《オーランのイエティ/Ohran Yeti》がいる。
・テンポとアドバンテージのどちらを狙うのかはっきりさせたい
はっきりしないと勝てない。
くらいか。
1パック目は初手《マグマの核/Magmatic Core》か《霜の猛禽/Frost Raptor》で迷って前者をピック。2手目に《オーランのイエティ/Ohran Yeti》で赤への足がかりを作る。そこから流れが悪くなり、《吹雪の死霊/Blizzard Specter》を取って青黒に方向転換する手もあったのだが、下家に青は流しているのでこの作戦は没。1色目は決まったものの、この時点ではまったく先が見えなかった。
転機が訪れたのは2パック目。初手は特に目ぼしいものがが見当たらず《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》ピック。そして2手目に現れたレアは《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》。《霜の猛禽/Frost Raptor》《吹雪の死霊/Blizzard Specter》と流したのに、これが流れてくるということは下家は黒くない。ならば赤黒へ一直線。さらに3手目にも《ガルザの暗殺者》が。その後も赤や黒のカードが流れてきて、デッキの形がほとんど出来上がった。
ここまで来れば3パック目は足りないカードを補っていくだけ。ここまで取れていなかった《灰の殉教者/Martyr of Ashes》、終盤の制圧として《深火の精霊/Deepfire Elemental》、除去《骨に染む凍え/Chill to the Bone》や《雪崩し/Skred》。ついでに流れてきた《ゾンビの犬ぞり乗り/Zombie Musher》や《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat》もピックし、ドラフトを終えた。
デッキはこんな感じ。
1《トレッサーホーンの掃き溜め/Tresserhorn Sinks》
9《沼/Swamp》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
5《山/Mountain》
1《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
1《灰の殉教者/Martyr of Ashes》
2《霧氷殻の死者/Rimebound Dead》
1《ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader》
1《オークの血塗り/Orcish Bloodpainter》
2《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》
1《臆病なグール/Gutless Ghoul》
1《ゾンビの犬ぞり乗り/Zombie Musher》
1《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat》
2《オーランのイエティ/Ohran Yeti》
2《熱足ナメクジ/Thermopod》
1《深火の精霊/Deepfire Elemental》
1《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
1《死の印/Deathmark》
1《雪崩し/Skred》
1《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
1《無残な収穫/Grim Harvest》
1《うねる炎/Surging Flame》
1《骨に染む凍え/Chill to the Bone》
1《マグマの核/Magmatic Core》
赤黒なのにスペルが微妙。《ガルザの暗殺者》に頑張ってもらうしかない。
Round 1 緑赤 ×○○
1.序盤からビートダウンされる形でスタート。《ガルザの暗殺者》で粘るも、土地が4枚で止まってしまい《無残な収穫》がうまく使えないうちに、《極北ニショーバ/Arctic Nishoba》で止めを刺されてしまった。この場面は明らかに自分の力量不足だったと思う。もっとうまい立ち回りができたはず。
2.今度はこちらか終始押す展開。《雪崩し》が何回も飛んでくるが、こちらの生物の方が数で上回り、最後は《熱足ナメクジ/Thermopod》がゲームを決めた。
3.《ガルザの暗殺者》と《無残な収穫》あたりを引いて、相性差で勝ち。
Round 2 黒単 ×○○
1.このアーキタイプは考えていなかった。頼りの《ガルザの暗殺者》が働けない。《スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies》に成り下がった《ガルザの暗殺者》2体で粘るも、《テヴェシュ・ザットの信奉者》と《ゾンビの犬ぞり乗り》で制圧されてしまった。
サイドボーディング。デッキの構成から考えてこちらがビートダウンになるべきだろう。守りには向かないのでサイドに下げていた《ゴブリンの霧氷走り/Goblin Rimerunner》2枚と《バルデュヴィアの大将軍/Balduvian Warlord》、追加の《オークの血塗り》、あとはマナ補正のための山を2枚。
2.内容はあまり覚えていないが、うまくクリーチャーでビートダウンができたはず。
3.《冷鉄の心臓》経由の《オーランのイエティ》(しかしここはプレイミスで、《テヴェシュ・ザットの信奉者》が相手のデッキに入っていることが分かっていたので《血塗り》から出すべきだった)、さらに《熱足ナメクジ》、止めに《霧氷走り》ときれいなビートダウンを展開。
Round 3
ここで交渉タイム。賞品は欲しいけど権利の方がもっと欲しいので、賞品を全部譲って権利が欲しいなー、とお願いしてみる。
「あ、仕事もあるんで、いいですよ」
あっさり承諾。えーと、プロツアーらしいですよ。
その後は激励の言葉を受けたりカバ雄さんに話しかけていただいたり。隣で見ていた牧場主が、自分以上に喜んでくれていたのが非常に嬉しかったです。もちろんお祝いのピザも食べましたよ。
ということで、(このレポートを書いている今でさえ、実感が無いのですが)神戸に行けるようになりました。実力はまだまだ低いので、これからもしっかり練習していきたいです。
練習に付き合ってくれたり応援してくれたり、果ては運まで分けてくれた青高組のみんな、会場で声をかけてくださった皆様、その他自分を支えてくださった人たち、本当にありがとうございました。
特に青高組にはいい土産になったと思います。合宿もがんばりませう。
・白はゴッドレア引かない限りやらない
序盤の生物は優秀なのだが、中盤から終盤にかけては他の色に太刀打ちできない。
・なるべくなら赤がやりたい
《うねる歩哨/Surging Sentinels》固め取りやブン回りにも対応できる《灰の殉教者/Martyr of Ashes》と、中盤の制圧力《オーランのイエティ/Ohran Yeti》がいる。
・テンポとアドバンテージのどちらを狙うのかはっきりさせたい
はっきりしないと勝てない。
くらいか。
1パック目は初手《マグマの核/Magmatic Core》か《霜の猛禽/Frost Raptor》で迷って前者をピック。2手目に《オーランのイエティ/Ohran Yeti》で赤への足がかりを作る。そこから流れが悪くなり、《吹雪の死霊/Blizzard Specter》を取って青黒に方向転換する手もあったのだが、下家に青は流しているのでこの作戦は没。1色目は決まったものの、この時点ではまったく先が見えなかった。
転機が訪れたのは2パック目。初手は特に目ぼしいものがが見当たらず《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》ピック。そして2手目に現れたレアは《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》。《霜の猛禽/Frost Raptor》《吹雪の死霊/Blizzard Specter》と流したのに、これが流れてくるということは下家は黒くない。ならば赤黒へ一直線。さらに3手目にも《ガルザの暗殺者》が。その後も赤や黒のカードが流れてきて、デッキの形がほとんど出来上がった。
ここまで来れば3パック目は足りないカードを補っていくだけ。ここまで取れていなかった《灰の殉教者/Martyr of Ashes》、終盤の制圧として《深火の精霊/Deepfire Elemental》、除去《骨に染む凍え/Chill to the Bone》や《雪崩し/Skred》。ついでに流れてきた《ゾンビの犬ぞり乗り/Zombie Musher》や《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat》もピックし、ドラフトを終えた。
デッキはこんな感じ。
1《トレッサーホーンの掃き溜め/Tresserhorn Sinks》
9《沼/Swamp》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
5《山/Mountain》
1《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
1《灰の殉教者/Martyr of Ashes》
2《霧氷殻の死者/Rimebound Dead》
1《ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader》
1《オークの血塗り/Orcish Bloodpainter》
2《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》
1《臆病なグール/Gutless Ghoul》
1《ゾンビの犬ぞり乗り/Zombie Musher》
1《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat》
2《オーランのイエティ/Ohran Yeti》
2《熱足ナメクジ/Thermopod》
1《深火の精霊/Deepfire Elemental》
1《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
1《死の印/Deathmark》
1《雪崩し/Skred》
1《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
1《無残な収穫/Grim Harvest》
1《うねる炎/Surging Flame》
1《骨に染む凍え/Chill to the Bone》
1《マグマの核/Magmatic Core》
赤黒なのにスペルが微妙。《ガルザの暗殺者》に頑張ってもらうしかない。
Round 1 緑赤 ×○○
1.序盤からビートダウンされる形でスタート。《ガルザの暗殺者》で粘るも、土地が4枚で止まってしまい《無残な収穫》がうまく使えないうちに、《極北ニショーバ/Arctic Nishoba》で止めを刺されてしまった。この場面は明らかに自分の力量不足だったと思う。もっとうまい立ち回りができたはず。
2.今度はこちらか終始押す展開。《雪崩し》が何回も飛んでくるが、こちらの生物の方が数で上回り、最後は《熱足ナメクジ/Thermopod》がゲームを決めた。
3.《ガルザの暗殺者》と《無残な収穫》あたりを引いて、相性差で勝ち。
Round 2 黒単 ×○○
1.このアーキタイプは考えていなかった。頼りの《ガルザの暗殺者》が働けない。《スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies》に成り下がった《ガルザの暗殺者》2体で粘るも、《テヴェシュ・ザットの信奉者》と《ゾンビの犬ぞり乗り》で制圧されてしまった。
サイドボーディング。デッキの構成から考えてこちらがビートダウンになるべきだろう。守りには向かないのでサイドに下げていた《ゴブリンの霧氷走り/Goblin Rimerunner》2枚と《バルデュヴィアの大将軍/Balduvian Warlord》、追加の《オークの血塗り》、あとはマナ補正のための山を2枚。
2.内容はあまり覚えていないが、うまくクリーチャーでビートダウンができたはず。
3.《冷鉄の心臓》経由の《オーランのイエティ》(しかしここはプレイミスで、《テヴェシュ・ザットの信奉者》が相手のデッキに入っていることが分かっていたので《血塗り》から出すべきだった)、さらに《熱足ナメクジ》、止めに《霧氷走り》ときれいなビートダウンを展開。
Round 3
ここで交渉タイム。賞品は欲しいけど権利の方がもっと欲しいので、賞品を全部譲って権利が欲しいなー、とお願いしてみる。
「あ、仕事もあるんで、いいですよ」
あっさり承諾。えーと、プロツアーらしいですよ。
その後は激励の言葉を受けたりカバ雄さんに話しかけていただいたり。隣で見ていた牧場主が、自分以上に喜んでくれていたのが非常に嬉しかったです。もちろんお祝いのピザも食べましたよ。
ということで、(このレポートを書いている今でさえ、実感が無いのですが)神戸に行けるようになりました。実力はまだまだ低いので、これからもしっかり練習していきたいです。
練習に付き合ってくれたり応援してくれたり、果ては運まで分けてくれた青高組のみんな、会場で声をかけてくださった皆様、その他自分を支えてくださった人たち、本当にありがとうございました。
特に青高組にはいい土産になったと思います。合宿もがんばりませう。
コメント
合宿も楽しみにしてるぜぃ。
決勝のデッキは強かったね!!
今度会ったときはちゃんと声かけますw
PTでも優勝して今シーズンのルーキーオブザイヤーを目指してくれw
PTレポ楽しみにしておりますw
俺はバイトでとても行ける状態ではなかったですorz
PT神戸に向けてバリバリ練習しましょう。よろしくお願いします。
あ、あとようやくお顔とHNが一致しました。すんまそん。