甲子園の話

2005年8月20日 日常
今年も甲子園は熱かったですね。駒大苫小牧は連覇おめでとうございます。

今大会で一番印象に残ったのは京都外大西の寺本選手の見せた執念。

準決勝の宇部商戦、1点を追う9回表、ピッチャーゴロで寺本選手は三塁と本塁の間に挟まれてしまいます。これはかなり絶望的な状況で、マジックプレイヤーの皆様に分かりやすく説明するならテーマデッキで青トロンと対戦して勝つぐらい絶望的、と言えばわかりやすいでしょうか。相手がミスしない限り、セーフになるなんて考えられません。

で、大抵の選手はさほど逃げずにアウトになります。絶望的ですから。しかし彼は違いました。「みんなのためにもアウトになるわけにはいかなかった」と本人が語ったように、必死に野手から逃げ、三塁に戻ることが出来たばかりか、その後の相手の送球ミスを誘い、そのおかげで本塁まで帰ってくることが出来たのです。文章で書くといまいち凄さが伝わらないので、実際のシーンをご覧になることをお勧めします。(甲子園の特集番組とかやりますよね?たぶん)

「あきらめない」気持ちって大事だなぁ、と改めて実感させられた走塁でした。本当に感動しました。

# そういえば同じ高校生なのね。野球の上手さはもちろん、精神力も凄いんだろうなぁ。

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