おおっ
2005年5月17日 Magic: the Gathering先輩も日記参戦。さっそく覗いてみると神河ブロック構築の考察をされております。俺はマナバーンの記事よりもいいような気がしてなりません。すごいよ先輩！
大学生っていいご身分ですね
受験戦争なんてしたくありません。平和主義です(何
-----------------------キリトリ-----------------------
ということで俺も久しぶりに戦略記事をば。
GP松山の上位デッキを考察していきます。
今日は優勝者の浅原先生のデッキ。
9《島/Island》
8《沼/Swamp》
2《浮き夢のずべら/Floating-Dream Zubera》
2《空民の雲乗り/Soratami Cloudskater》
1《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver》
1《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat》
1《血塗られた悪姥/Wicked Akuba》
1《無神経な詐欺師/Callous Deceiver》
1《霧刃の忍び/Mistblade Shinobi》
1《竹沼の嫌われ者/Takenuma Bleeder》
1《空民の鏡守り/Soratami Mirror-Guard》
1《つぶやく神/Gibbering Kami》
1《空民の精神浚い/Soratami Mindsweeper》
1《喉笛切り/Throat Slitter》
1《小走りの死神/Scuttling Death》
1《静風の日暮/Higure， the Still Wind》
1《潮の星、京河/Keiga， the Tide Star》
1《消耗の渦/Consuming Vortex》
1《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》
1《霧中の到達/Reach Through Mists》
1《貪る強欲/Devouring Greed》
1《秘密の帷/Veil of Secrecy》
1《墓場の騒乱/Stir the Grave》
俺も大好きな青黒《貪る強欲/Devouring Greed》のアーキタイプに、忍者がタッチされています。それにしても忍者のために《秘密の帷/Veil of Secrecy》を入れるとは、その英断にただ脱帽するばかりです。
ところで、少し前のリミテッド考察では書き漏らしていたのですが、神河ブロックのリミテッドではテンポが本当に大事です。クリーチャーは武士道持ちだらけですので、1ターンの遅れは1体の自軍クリーチャーの犠牲を生むことになります。
では、どうやればテンポが取れるのでしょうか。方法はいろいろありますが、一番お勧めしたいのは「2マナ域のクリーチャーを多めに入れること」です。なぜかというと、環境における3マナ域の主力クリーチャーを手玉に取れるからです。例を挙げますと、
プレイヤーA:《森/Forest》ゴー。
プレイヤーB:《平地/Plains》ゴー。
A:《森/Forest》ゴー。
B:《森/Forest》、《古の法の神/Kami of Ancient Law》
という状況のとき、プレイヤーAは自分のターンで土地を置き3マナ域のクリーチャーをプレイできるわけですが、返しのターンで《古の法の神/Kami of Ancient Law》を通せばダメージレースにおいて不利になってしまうでしょう。だからといってブロックすると
・《百爪の一撃/Hundred-Talon Strike》
・《木霊の力/Kodama’s Might》
・《不退転の意志/Indomitable Will》
・《祝福の息吹/Blessed Breath》
などを使われ、いとも簡単にそのクリーチャーを潰されてしまいます。（少なくとも、その恐れがあります）こちらも同様にコンバットトリックを持っていてもタップアウトしているために使うことができないのです。そしてこのテンポアドバンテージの為にマッチを落としてしまう例が少なくありません。
また、プレイヤーBのプレイしたクリーチャーが《古の法の神/Kami of Ancient Law》ではなく、飛行持ちのクリーチャー、たとえば《空民の雲乗り/Soratami Cloudskater》だとしたら、そこからもうライフレースが不利になったと言わざるを得ません。
よくリミテッドではカードアドバンテージが重視されますが、使ってこそのカードアドバンテージです。相手よりも遅れて使っても有利になることはほとんどありません。相手よりも早く動いて初めて、その価値が生きてくるのです。
ちなみに今回紹介したデッキでは2マナクリーチャーが7枚も入っており、リミテッドにしては多めの枚数だと思います。テンポの面から見れば非常に良いデッキだと言う事ができるでしょう。（もちろん、そのほかの面から見てもかなり良い出来です）
-----------------------キリトリ-----------------------
余談。
GP松山のTop 8 Profiles、浅原先生の部分より。
普段のマジックのプレイ頻度やプレイ環境について教えてください。また、マジックオンラインはプレイしていますか？
イメージトレーニング
イメージトレーニングだけでGP優勝しないでください。
（とはいってもかなり練習してるんじゃなかったっけ？）
受験戦争なんてしたくありません。平和主義です(何
-----------------------キリトリ-----------------------
ということで俺も久しぶりに戦略記事をば。
GP松山の上位デッキを考察していきます。
今日は優勝者の浅原先生のデッキ。
9《島/Island》
8《沼/Swamp》
2《浮き夢のずべら/Floating-Dream Zubera》
2《空民の雲乗り/Soratami Cloudskater》
1《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver》
1《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat》
1《血塗られた悪姥/Wicked Akuba》
1《無神経な詐欺師/Callous Deceiver》
1《霧刃の忍び/Mistblade Shinobi》
1《竹沼の嫌われ者/Takenuma Bleeder》
1《空民の鏡守り/Soratami Mirror-Guard》
1《つぶやく神/Gibbering Kami》
1《空民の精神浚い/Soratami Mindsweeper》
1《喉笛切り/Throat Slitter》
1《小走りの死神/Scuttling Death》
1《静風の日暮/Higure， the Still Wind》
1《潮の星、京河/Keiga， the Tide Star》
1《消耗の渦/Consuming Vortex》
1《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》
1《霧中の到達/Reach Through Mists》
1《貪る強欲/Devouring Greed》
1《秘密の帷/Veil of Secrecy》
1《墓場の騒乱/Stir the Grave》
俺も大好きな青黒《貪る強欲/Devouring Greed》のアーキタイプに、忍者がタッチされています。それにしても忍者のために《秘密の帷/Veil of Secrecy》を入れるとは、その英断にただ脱帽するばかりです。
ところで、少し前のリミテッド考察では書き漏らしていたのですが、神河ブロックのリミテッドではテンポが本当に大事です。クリーチャーは武士道持ちだらけですので、1ターンの遅れは1体の自軍クリーチャーの犠牲を生むことになります。
では、どうやればテンポが取れるのでしょうか。方法はいろいろありますが、一番お勧めしたいのは「2マナ域のクリーチャーを多めに入れること」です。なぜかというと、環境における3マナ域の主力クリーチャーを手玉に取れるからです。例を挙げますと、
プレイヤーA:《森/Forest》ゴー。
プレイヤーB:《平地/Plains》ゴー。
A:《森/Forest》ゴー。
B:《森/Forest》、《古の法の神/Kami of Ancient Law》
という状況のとき、プレイヤーAは自分のターンで土地を置き3マナ域のクリーチャーをプレイできるわけですが、返しのターンで《古の法の神/Kami of Ancient Law》を通せばダメージレースにおいて不利になってしまうでしょう。だからといってブロックすると
・《百爪の一撃/Hundred-Talon Strike》
・《木霊の力/Kodama’s Might》
・《不退転の意志/Indomitable Will》
・《祝福の息吹/Blessed Breath》
などを使われ、いとも簡単にそのクリーチャーを潰されてしまいます。（少なくとも、その恐れがあります）こちらも同様にコンバットトリックを持っていてもタップアウトしているために使うことができないのです。そしてこのテンポアドバンテージの為にマッチを落としてしまう例が少なくありません。
また、プレイヤーBのプレイしたクリーチャーが《古の法の神/Kami of Ancient Law》ではなく、飛行持ちのクリーチャー、たとえば《空民の雲乗り/Soratami Cloudskater》だとしたら、そこからもうライフレースが不利になったと言わざるを得ません。
よくリミテッドではカードアドバンテージが重視されますが、使ってこそのカードアドバンテージです。相手よりも遅れて使っても有利になることはほとんどありません。相手よりも早く動いて初めて、その価値が生きてくるのです。
ちなみに今回紹介したデッキでは2マナクリーチャーが7枚も入っており、リミテッドにしては多めの枚数だと思います。テンポの面から見れば非常に良いデッキだと言う事ができるでしょう。（もちろん、そのほかの面から見てもかなり良い出来です）
-----------------------キリトリ-----------------------
余談。
GP松山のTop 8 Profiles、浅原先生の部分より。
普段のマジックのプレイ頻度やプレイ環境について教えてください。また、マジックオンラインはプレイしていますか？
イメージトレーニング
イメージトレーニングだけでGP優勝しないでください。
（とはいってもかなり練習してるんじゃなかったっけ？）
コメント